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2018年 Cutting Edge ベストニューテーブルゲーム受賞者 -- 2018年11月8日

ニュースレターが遅くなって申し訳ありません。ここ2日間は2018 Cutting Edgeテーブルゲームショーで忙しくしていました。ご存知ない方のために説明すると、これは主にテーブルゲーム業界のエグゼクティブ向けのトレードショーですが、特に独立系ゲーム開発者による新作テーブルゲームのショーケースでもあります。会場にいたプレゼンターのほぼ全員と何らかの交流がありました。Wizard of Oddsの動画ページでは、過去のショーで撮影した動画を多数ご覧いただけます。

今回のニュースレターでは、ショーに参加したテーブルゲーム担当幹部が決定した、最優秀新作テーブルゲームコンペティションの優勝者を発表し、紹介したいと思います。

ブロンズ: マルチプライヤーブラックジャック

これは、プレイヤーとディーラーの両方のハンドの結果に基づいてサイドベットが追加されたブラックジャックです。勝つには、ディーラーがバストすることでブラックジャックの賭け金を勝ち取らなければなりません。プレイヤーが先にバストした場合、サイドベットは負けとなります。勝敗は、ディーラーがバストした原因となったカードによって決まります。

シルバー:リコシェポーカー

これは、私が10代の頃にプレイしていた「ノー・ピーキー」というポーカーベースのゲームによく似ています。まず、各プレイヤーが同額をポットに賭けます。次に、各プレイヤーは2枚のカードを表向きに受け取ります。そして、最も弱いハンドのプレイヤーは、ポットにさらに賭け金を賭けることで、より良いハンドになるかフォールドするかを決定します。40年前(まるで昨日のことのように思えますが)の記憶からすると、ショーで楽しむためにプレイすると、かなり大きなポットが生まれ、楽しい社交ゲームになります。私がこれまで見てきた他のプレイヤー対プレイヤーのゲームとは異なり、このゲームではディーラーもプレイします。

ゴールド:ポーカーバーンアウト

これは現在コロラド州ブラックホークのサラトガで行われているゲームです。Wizard of Oddsでこのゲームの詳細な分析を既に掲載しています。簡単に言うと、このゲームの目的は、できる限り最高のポーカーハンドを作ることです。このゲームでは、プレイヤーは3枚のカードから最も強い2枚を選び、賭け金をレイズする機会が2回あります。

優勝者の皆さんにお祝いを申し上げ、テーブルゲームの夢である「次のデレク・ウェッブ(スリーカードポーカーの発明者)」が実現することをお祈りいたします。皆さん本当に素晴らしい方々です。